歯科検診がスタートしました!

当院は毎年この時期になると保育園2カ所と支援学校に歯科検診と人形劇の公演に伺います。そのために春から三ヶ月間、プロの演出家のご指導のもと練習をしています。初日の6/17は南清水保育園での公演でした。

今年の演目は『歯がゆいけれども歯がたたないぞ はっはっは!』というたくさんの動物が出てくる動物王国のお話です。ライオンキングの曲と共にたくさんの動物たちの一糸乱れぬダンスからスタートです。これが本当に大変で何度も何度も練習をしてきました。

本番当日、音楽が流れ動物たちが登場すると子供達は大いに盛り上がり、見せ場のダンスも見事に成功し大歓声というご褒美をいただきました!毎年練習が始まる時は上手くできるのか本当に心配で本番の日までドキドキですがやり終えた後の爽快感は格別です。来年も楽しみに待っててくださいね。 文責 岡田

        

私は人形劇と子どもたちにブラッシンング指導を行いました。人形劇では、私自身何事も初めての体験だった為、練習した通りにできるか不安もありつつ、子どもたちの反応も楽しみでした。終始子どもたちの笑い声や反応が飛び交い、大盛り上がりで、嬉しく達成感がありました。

ブラッシンング指導では、大学卒業後、初めて子どもたちの前で指導をするということもあり、子どもたちの反応はどんな感じになるのか、どのように話を繋げればいいのかなど不安でいっぱいでした。直前まで緊張していましたが、子どもたちが真剣にこちらを見て、話を聞きながら歯磨きをしてくれている姿を見ると、自然に笑顔になり、子どもたちの存在の凄さを改めて感じました。 文責 金岡

第17回関西障害者歯科臨床研究会

6月1日に初めて第17回関西障害者歯科臨床研究会に参加し、歯科衛生士寺田ハルカ先生による「障害児・者への継続的口腔健康管理における家族支援を考える」という教育講演を聞きに行きました。

家族支援は

①本人・保護者との信頼関係の築きが大切、

②障がいの特性・理解が大事であること、

③歯科衛生士によるニーズに合った家族支援が重要

等を学ぶことが出来ました。今はまだ、障がいの特性や口腔内の状況を理解することで精一杯でありますが、障がいを持っている患者さんに携わった際、寄り添った家族支援が出来るよう、先輩方の対応・工夫を勉強しようと思いました。 文責 金岡

人形劇練習真っ最中★

今年も人形劇の練習を行っています。幼少期に人形劇を見たことがありましたが、今回は、人形劇をする立場となりました。人形を大きく動かす大変さやタイミングを合わす難しさを実感し、練習を頑張っています。もう少しで本番なので、指導してくださっている辰寿さんに言われている「人形に魂を注ぎ込むように動かす!」ということを意識して動かし、子どもたちを楽しませられるようやり切りたいと思います!!  文責 金岡

大阪大学での特別講義

大阪大学歯学部4年生の障害者歯科学の講義の中で「地域在住の障害者を対象とした歯科保健治療」というテーマで院長が講義をされるのに今年も同行しました。朝イチの授業でしたが、学生さんのメモをとる姿や授業の後に先生に質問する姿を見て、自分も学ぶ姿勢をいつまでも忘れずにいようと改めて感じました。20年以上前からされている講義らしいですが毎年内容を必ず変えると伺い、院長の人を教える姿勢に感心しました。  文責 武田

初めて大阪大学吹田キャンパスの敷地に足を踏み入れました。敷地内はとても広く、色々な学部が並びひとつの街になっていることが何とも不思議な感覚でした。歯学部の附属病院内は朝早くから本当に多くの患者さんが来院されており、いま歯科医院はコンビニより多いと言われるこの時代でも大学病院となると桁違いに人が集まるんだなぁと思いました。院長の講義は過去にも何度か同じような内容を聞かせていただいたことがありますが聞くたびに障がいをもった方や障がい者歯科って…?と考える機会になります。今回聴講した方にも少しでも関心をもっていただけたり、一つの気づきになればいいなと思います。  文責 的場

第11回日本小児診療多職種学会

3月8・9日に広島国際会議場にて第11回日本小児診療多職種学会が開催され、当院は初参加ながら3名が下記の演題で口演発表してきました。


・医療的ケア児の歯科訪問診療の必要性について 村内光一
・発達遅滞児の構音指導に関するSTと多職種の方との連携について 濱野淑子
・言語聴覚士が開業歯科医院で働くことの重要性について 伊藤恭子


いずれの発表もフロアからの質問や個別の質問等があり、手ごたえを感じました。
 この学会には日本の子どもに関わる様々な職種の方が参加しておられました。歯科医師、小児科や耳鼻咽喉科・整形外科などの医師、リハビリ職種、学校の先生や役場の方、デザイナーなどです。発表内容も、赤ちゃんの頭の形や離乳食、虐待、学童期の不登校、発達障害、学習支援、学校や幼稚園・保育所での活動など多岐にわたっており、とても興味深い内容ばかりでした。この学会に参加しなければ知らなかった内容もありました。
また、全盲のプロeスポーツプレイヤーと対戦できるゲームやダーツのブース、手話ダンス、人形劇などのイベントも開催されており、会場全体がアットホームな温かい雰囲気でした。
まだまだ小規模な学会のようですが、子どもに対して熱い想いを抱いて関わっている人が大勢いることに同志が増えたように感じ、自分のやる気と勇気が沸き上がってきています。
文責 伊藤恭子