第36回日本障害者歯科学会

10月23日(土)、24日(日)と岐阜県長良川国際会議場で開催された「第36回日本障害者歯科学会」に参加し、「約30年間にわたる障害児・者の訪問診療についての実態調査」というタイトルでポスター発表をしました。

発表ではNICUの看護師さんから「退院していく子どものかかりつけ歯科医を紹介したいけれど、どこに紹介したらいいか分からないので教えてほしい」と質問され、小児在宅医療において歯科の関わりがまだまだ少ないことを痛切に感じました。歯科に関われていない子どもを歯科へつなげるにはどうすればよいかという大きなテーマをいただいた学会となりました。

文責 齋藤

私も参加してきました。今年の演題は、小児の在宅医療についての演題が多く村内歯科でも、多くの小児在宅の往診に伺っているので、大変興味のある演題ばかりでした。なかなか小児の在宅へ往診に行く医院は少ないですが、関西でも小児の往診を行なっている医院があり頑張っている歯科医師や歯科衛生士のお話しを聞いて、刺激を受け、さらに頑張っていこうと思いました。

文責 深澤

東北ボランティア

今年も11月13日~15日の3日間で、宮城県石巻市中心に人形劇のボランティアへ行かせて頂きました。私は初めての参加でした。1日目には人形劇上演の合間に震災伝承スペースつなぐ館、石巻市復興まちづくり情報交流館という施設に見学に行きました。実際に被災された語り部の方からのお話はとても貴重でした。その中で、住む所や街の復興が進んでも、そこで暮らす人が少ないことが問題だということがありました。それを聞くと、綺麗に整備された街並みが少し寂しく感じられましたが、語り部の方の朗らかさ、明るさに元気づけられました。

人形劇では、児童福祉サービスみらいさんに訪問しました。とても緊張しましたが、一緒に踊ってくれたり、劇の終わりに人形と触れ合っている姿を見て、楽しんでくれているように感じて嬉しかったです。

文責 村田

みらいさんから、素敵な作品を頂きました。

ありがとうございます!

2日目は昨年に引き続き今年もアリス保育園に訪問してきました。私達のことを覚えていて声をかけてくれる子供たちや先生もいて、皆さん元気な笑顔で迎えてくれました。今年も会えたことが本当に嬉しかったです。私達が人形劇の用意をしている時から子供たちはガラス戸越しに興味津々に覗いてきます。手を振るとはにかむ笑顔がなんとも可愛らしいです。劇が始まると皆、人形の動きにびっくりしたり笑ったりと元気にはしゃいでいました。

年に一度の東北ボランティアは今年で7回目になります。訪問当初はテレビで見た被災地の姿そのままであった街並みも、今ではきれいに整備されどんどん様変わりしています。子供たちの姿は、復興していく石巻の力強さを体現しているように感じました。そして子供たちにはこれからも元気でたくましく健康に大きくなってほしいと願っています。

文責 中村

アリス保育園さんからも、素敵な作品を頂きました。

ありがとうございます!

次に、子育て支援センターにじいろひろばさんに行かせて頂きました。今回初めて行く所で、ここは、0~3歳の小さいお子さんが多かったです。そのため劇の途中で踊るダンスも難しかったと思いますが、お母さんと一緒に手を動かしていたり踊ってくれたりしていて嬉しかったです。

私は今回2回目の東北ボランティアでした。昨年と比べると、緊張も少なく、落ち着いてすることができました。上演の間に震災復興センターにも行くことができ、当時のことだけでなく、現在の状況も聞かせて頂くことができました。仮設住宅がすべて無くなって住む環境は整ってきているそうですが、人口が減ってきていたり、心のケアが必要だったり、まだまだ様々な問題が残っていることが分かりました。少しでも元気づけられるように、これからも人形劇を続けていきたいなと思いました。

文責 圖子

2日目最後は、児童発達支援・放課後等ドリームハウスさんのところに行かせて頂きました。こちらは、ボランティアに行かせて頂いてから、初めて行う公演場所で、どんな子たちがいるのかなぁとワクワクしながら向かいました。少し広めのお部屋で職員さんに暖かく出迎えてくださりました。いざ、人形劇が始まると、お話の中で一つ一つに反応があり、こちらも楽しく人形劇をすることができました。終わってからは、人形たちと触れ合い、恐る恐る鬼の人形を触る子や、興味津々で人形に触れる子もいて、とても楽しい時間が過ごせました。

文責 深澤

最終日は、ベビースマイルいしのまきさんへ行きました。ここは0~3歳児の方がおられる子育て支援センターです。皆さんかわいくて癒されました。私は人形劇ではお姫様役で、口がぱくぱく動く人形です。口を動かし過ぎるとその人形が喋っているように見えないようで、はじめは表現の仕方が難しくそれがすごく記憶に残っています。

もう一つの私の今年の係は東北ボランティアの世話人でした。旅行の手配、レンタカー、訪問先との交渉など大変でしたが、皆さんに助けてもらいながら無事尼崎へ帰ってこれてほっとしました。

文責 香月

食☆よろず塾

9月28日(土)に、食☆よろず塾がありました。私は就職して初めての参加となりました。歯科医師、歯科衛生士にはじまり、管理栄養士の方、理学療法士の方などたくさんの職種の方がお話されました。私は普段、主に口に関わっているので、食べると聞くと口の中の動きばかり考えてしまうのですが、姿勢や首の角度、呼吸、食べ物の内容、食べる人の気持ちなど様々な角度で考える必要があるということが分かりました。まだ一年目で学ぶことが多く摂食嚥下に深く関われていませんが、今後、美味しく食べられないという患者さんに出会った時は、口だけではなくて様々な面から改善策を一緒に考えられるようになれたらいいなと思いました。

文責 村田

私は初回の講演会以来、2回目の受講でした。今回は「あなたと、あなたの隣の人も食支援の仲間」というテーマで、歯科医師・歯科衛生士・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士・介護福祉士が各職種の立場からお話して下さいました。普段私たちが普通に出来ている「食べる」という行為は、ただ歯があって噛めたら食べれるというものではなく、口の中の機能はもちろん食べ物の認知や姿勢、呼吸などたくさんのことが整っているからこそ美味しく楽しく食事ができているという事が再認識できました。今までは背中の丸まったお年寄りを見ても、「前見にくいだろうな」「どうやって寝てるのかな」としか思っていませんでしたが、実際に同じ姿勢をとってみると呼吸のしずらさや食べにくさがわかり、私も食べることに携わるプロとしてお口の事だけでなく、また何か違う声かけやアドバイスができるかも!と思いました。

後半のグループワークでは「あなたにとって“食べること”とは?」をテーマにディスカッションしました。あまり食に興味がない私にとって考えることがないテーマだったのですごく考え込みましたが、“食べる”ということの奥深さを感じるいい機会になりました。

文責 佐波

日本歯科衛生学会第14回学術大会

9月14日~16日に日本歯科衛生学会第14回学術大会が名古屋であり、私は今回「知的障害者に対する歯科予防処置は自院で可能なのか?―障害支援区分を利用して―」というタイトルで、口演発表をさせて頂きました。大勢の人の前で発表するのは初めての経験で、不安な気持ちでいっぱいでしたが、スタッフ全員に何度も聞いてもらい、練習を繰り返したおかげで、自信をもって当日を迎えることができました。「性格的に緊張とかあんまりしなさそうやなぁ」と、スタッフには声をかけてもらっていましたが、そんなことはなく、さすがに当日の朝食は喉が通りませんでした。

当院は普段から障がいのある方がたくさん来院されているので、障害支援区分というものは耳にしていましたが、普通は、なかなか耳にすることがない言葉だと思います。少しでもたくさんの歯科医院で、障がいのある方が安心して処置を受けることができたらいいなと思います。また、仕事は自分にとってどういうものなのか、考える機会にもなりました。 全国では色々な立場や環境で、歯科衛生士として働いている方がたくさんいらっしゃいます。自分はまだちっぽけですが、これからの長い人生、歯科衛生士として、様々なことをチャレンジしていきたいと思いました。

文責 伊藤

今年の4月から働き始めて、歯科衛生士としてはじめて歯科衛生学会に参加しました。大きなホールでの講演から、壁に発表内容をまとめたものを貼って見にきてくれた人と質疑応答をするポスター発表などさまざまな発表がありました。また、企業展示では最新の口腔ケアグッズをたくさん持ってきてくれており、とても面白く新鮮な2日間になりました。また全国から集まった歯科衛生士の方々の、少しでも何かを吸収して帰るぞという熱い気持ちを感じられ、私も頑張りたいと思いました。

文責 村田

摂食嚥下リハビリテーション学会

9月6日~9月7日に新潟で開催の摂食嚥下リハビリテーション学会へはじめて参加させて頂きました。これまで参加した学会は歯科関係の方が中心でしたが、今回は色々な職種の方が来られており、様々な視点からお話を聞けてとても面白かったです。今後こうして学んだことを今の仕事に活かせるように勉強し、頑張ろうと改めて感じました。

文責 香月

今回、食☆よろず塾の一員として、第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会に参加してきました。私は、主に食☆よろず塾と同じような活動をしている方々、「集え!地域の底力 食べるを支える会」のセッションのポスターを見たり、発表を聞かせて頂きました。受付の私は、初めての学会参加でわからないことも多く緊張しましたが、全国で同じような活動をしている方々の話が聞けて面白かったです。また、全国の方々に食☆よろず塾の活動を知ってもらうことが出来て良かったです。

よろず塾とは、2008年、地域住民に対し切れ目のない医療や介護の連携を図る目的で「園田地区連携会議そのだ会」を設立し、その活動の中で、2017年最期まで食べる楽しみを継続できる地域づくりを目指すため「食☆よろず塾」を発足しました。園田学園女子大学人間健康学部食物栄養学科と共催し、学生も授業の一環として参加しています。活動内容は摂食嚥下講習会(年1回)、調理実習(年2回)を行っています。村内歯科は全面的に応援をしており、塾長も村内院長がしています。摂食嚥下講習会は基礎的知識の講義、食事介助演習、グループワークによるディスカッションで構成しており、過去2回で150名の方が参加されました。調理実習は各回20名定員で、全員参加型の実習形式で行っています。総菜やコンビニ弁当を介護食に工夫する調理、ユニバーサルデザインフード食事形態区分4種類を調理し、たまにはプロの板前調理師による実演も行いました。

文責 髙橋