日本障害者歯科学会学術大会

11月17日(土)18日(日)に東京で行われた障害者歯科学会に初めて参加しました。色々な方の発表を聞いて、患者さんそれぞれの障害を理解すること、患者さんの性格やこれまでの歯科医院での経験、患者さんのご家族の方などを知ることなどが大切なことだと改めて感じました。これからの治療のアシストや定期健診での障害のある方への対応に活かせていければいいなと思いました。

また、村内先生の発表を聞くことも出来ました。何度か見たことのある患者さんについての発表でしたが、何度見ても診療室に入ってきた時と出ていく時の患者さんの変化がすごいなと感じる症例でした。ぜひ来年も参加したいです。

文責 圖子

今年も発表しました。演題は「デジカメ撮影時の好反応を参考に治療拒否を適応的に行動変容させ得た自閉症スペクトラム障害患者の一例」でした。

普段歯科治療に非協力的な患者さんがなんとか普通に治療させてもらうように、あの手この手を考えているのです。今回はデジカメを使って不安を少しずつ除いて上手くできました、という発表でした。少しでも抑制されることなく、治療してもらえるように発信しています。

文責 村内