食☆よろず塾

9月28日(土)に、食☆よろず塾がありました。私は就職して初めての参加となりました。歯科医師、歯科衛生士にはじまり、管理栄養士の方、理学療法士の方などたくさんの職種の方がお話されました。私は普段、主に口に関わっているので、食べると聞くと口の中の動きばかり考えてしまうのですが、姿勢や首の角度、呼吸、食べ物の内容、食べる人の気持ちなど様々な角度で考える必要があるということが分かりました。まだ一年目で学ぶことが多く摂食嚥下に深く関われていませんが、今後、美味しく食べられないという患者さんに出会った時は、口だけではなくて様々な面から改善策を一緒に考えられるようになれたらいいなと思いました。

文責 村田

私は初回の講演会以来、2回目の受講でした。今回は「あなたと、あなたの隣の人も食支援の仲間」というテーマで、歯科医師・歯科衛生士・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士・介護福祉士が各職種の立場からお話して下さいました。普段私たちが普通に出来ている「食べる」という行為は、ただ歯があって噛めたら食べれるというものではなく、口の中の機能はもちろん食べ物の認知や姿勢、呼吸などたくさんのことが整っているからこそ美味しく楽しく食事ができているという事が再認識できました。今までは背中の丸まったお年寄りを見ても、「前見にくいだろうな」「どうやって寝てるのかな」としか思っていませんでしたが、実際に同じ姿勢をとってみると呼吸のしずらさや食べにくさがわかり、私も食べることに携わるプロとしてお口の事だけでなく、また何か違う声かけやアドバイスができるかも!と思いました。

後半のグループワークでは「あなたにとって“食べること”とは?」をテーマにディスカッションしました。あまり食に興味がない私にとって考えることがないテーマだったのですごく考え込みましたが、“食べる”ということの奥深さを感じるいい機会になりました。

文責 佐波